硬いイメージのある金属材料は実は温度によって伸び縮みする

硬いイメージのある金属材料は実は温度によって伸び縮みする

金属材料と樹脂素材の比較について

工場で働く人

身近にある材料のなかでも、金属と樹脂は特に日頃接する機会が多いのではないでしょうか。この両者にはどんな違いがあるのか、比較してみました。まず、金属材料は強度が強いことがあげられます。熱処理を行うことでさらに強度を高めることができます。
また、耐摩耗性や、耐熱温度が高いです。標準的な樹脂素材の耐熱温度は100度未満であることが多いですが、金属材料の場合、アルミは600度、鉄は1200度と非常に高い温度でも耐えることができます。また、これによって切削加工をする際に摩擦熱による変形を起こしにくいので、寸法精度が高くなり、より精密な加工が可能です。しかし、樹脂よりも硬いため、加工にかかる費用は高くつく面もあります。
腐食に強い点も見逃せません。金属材料の大きな特徴として、錆が生じやすいという点があります。樹脂素材はさびることはありませんが、金属材料は表面処理を施さないと腐食が進んでしまいます。メッキ加工などが良く行われます。日用品に用いられる容器類の多くがプラスチックであることも、これが理由です。
比重が大きいことも違いの一つになります。同じ体積でも、金属材料で作られたもののほうが重くなります。日用品であれば、少しでも軽い方が扱いやすく便利だといえます。
以上、いくつかの点で金属材料と樹脂素材を比較してみました。